化学物質の取り扱い

化学物質を使う前に、各自でSDSやGHSを参考にして危険性や有害性を理解しておきましょう。

SDS(Safety Data Sheet:安全データシート)とは

対象化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡又は、提供する際に、その化学物質の性状や取り扱いに関する情報を提供するためのものです。

GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:GHS)とは

GHSラベルは、化学品の危険性、有害性に関する情報を、書面やグラフィックで示し、容器又はその外部梱包に貼ったりし、それを取り扱う全ての人々に正確に伝えることによって、人の安全・健康及び環境の保護を行うことを目的としています。

有機溶剤中毒予防規則について

「有機溶剤中毒予防規則」とは有機溶剤の安全基準を定めた厚生労働省令です。
作業現場における有機溶剤使用時の中毒を防止するためのものです。

特定化学物質障害予防規則について

「特定化学物質予防規則」とは特定化学物質の安全基準を定めた厚生労働省令です。
労働者が化学物質による健康障害を受けることを予防するためのものです。

女性労働基準規則について

女性の労働について、労働基準法に基づき定められた規則です。
母性保護のために、生殖機能などに有害な化学物質が発散する場所での女性労働者の就業を禁止しています。

毒物及び劇物取締法

人や動物が飲んだり、吸い込んだり、あるいは皮膚や粘膜に付着した際、生理的機能に害を与えるものについては、「毒物」又は「劇物」として保健衛生上の観点から規制されています。

TULIPシステムとは

五福地区では化学物質の管理をTULIPで行っています。

TULIPシステムの特徴

試薬の使用記録時に連動した実験廃液・廃棄物の管理ができます。

TULIPシステムの簡易マニュアル

TULIPシステムでよく使用される機能についてまとめたマニュアルです。

目次

  1. パスワード変更
  2. 研究室のメンバー登録・変更・消去
  3. 薬品の新規登録
  4. 試薬登録マスタ依頼(全学で初めて使われる薬品の登録)
  5. 薬品の使用記録
  6. 特定化学物質の作業記録のつけ方
  7. 薬品の買い足し
  8. 入力間違い訂正
  9. 廃液ポリタンク・固形物容器の新規登録
  10. 廃液搬入申請手続き
  11. 特別搬入申請手続き
  12. 液搬搬入内容カード作成
  13. バーチャルストックルームの薬品引取
  14. バーチャルストックルームの薬品開示
  15. 毒劇物受払簿データ開示